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Mulberry

by The Capiaz

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    Purchasable with gift card

     

1.
マルベリー色の夜 マルベリー色の空 マルベリー色の宇宙 マルベリー色の絵画 まるで昨日落とした 鳴るべき音だった それで昨日殺した とびきりを歌い出した 13階へ昇るエレヴェーター エル・パソの郊外で飲むテキーラ サソリの隊列 這う しゃれこうべ そびえ立つカクタス 手の鳴る方へ ああ いつしか何の 躊躇いもなく 愛することを もう 手放したまま 誤魔化したまま 許せるように 置き去りの時間を ギリギリで振り切った 張り切り過ぎたのか 毒蛇の美酒に酔った マルベリー色のプール マルベリー色のソーダ マルベリー色の渦 マルベリー色の雨 あるまじき思いも 踏みにじり飛散した まずはきちんと装備だ そして慎重に調理だ 海王星を泳ぐメルルーサ 社交ダンスして絡みあう天馬 最難関ではしゃぐアティテュード 大殺界へ挑むプレリュード ああ いきなり何も 正解なんて 探さなくていい もう 僕らのこの手 僕らのこの身 渡さぬように マルベリー色の朝 マルベリー色の声 マルベリー色の夢 マルベリー色の太陽 マルベリー色を纏い、成るべきものに成れ。 マルベリー色を纏い、成るべきものに成るさ。 マルベリー色… マルベリー色… マルベリー色… マルベリー色… マルベリー色… マルベリー色… マルベリー色…
2.
わるい夢 見てた 長い間 ずっと 子供ごころは 黒く黒く滲んでく 皆殺しのキャンドルも消せないで 漂いながら 僕の道を往く へばりついた思い出は今日も 幽霊の顔で僕を見てる 透明な声を届けようと啼いた 白いやすらぎに 触れたい… (いい?) 触れない… (いい。) 触れたい… (いい?) 触れない… 「いいんだ。」 大人になれば 消えると思ってた わるいかさぶた しぶとく嗤ってる 猫目に映る 寒空の淀みに 吸い込まれるように 家路を急ぐ 乾ききった赤い血は今も 迷路に痕跡を残してる 太陽は今も錆びついたままかな 白いぬくもりに 触れたい… (いい?) 触れない… (いい。) 触れたい… (いい?) 触れない… 「いいんだよ。」 迷子になるためだけに 生まれてきたものと 言い聞かせてきたんだ 僕ら毎夜 金縛りの中 幽霊の顔を覗き見てる 塞いで隠した悲しみの向こう 白い面影に 触れたい… (いい?) 触れない… (いい。) 触れたい… (いい?) 触れたい  君に 今 へばりついた思い出は今日も 幽霊の顔で僕を見てる 透明な声が届きそうで啼いた 「また会えますように。」
3.
4.
世界が今日も病んでいる 互いは路に当たる豺狼か? 敢えて社会のゴミと名乗り出よう 僕も自慢じゃないが野良犬だ 別に無謀じゃないさ やってみな 心の奥底を覗いてみろ 手掴みで良いのかと 迷うなら 誰かの知恵にちょっと頼れば良いさ 生まれて来なきゃ良かったと 思うことは今もあるんだ 千のナイフ刻んだとして 晴れることはきっと無いだろう 砂埃を振り払っても 歩むべきはこれじゃなかった だからせめて心に刺さる 棘の星で夜に克ちたい 時に理解を超えた感情が 君の名前とともにやってくる それを迷いに変える超自我を 錆びた未開の剣で倒せば良いさ 闇が来てる 闇夜が来てる 心はまた気圧されている 君の夢をかざしてみても 晴れることはきっと無いだろう 殺した影 俯瞰で見てた 本当はまだ愛したかった だからせめて心に刺さる 朝の夢で夜に克ちたい 毒の花を君にあげたい 棘の星で君に克ちたい 研ぎ澄ますんだ 霊体を 解きほぐすんだ 肉体を 取り留めるんだ 全体を 手に入れるんだ 身体を
5.
チラシの裏のラクガキを チラシの裏のラクガキを 寝ても覚めても灯していた 誰にもペンを渡さずに アタマの中のトモダチを アタマの中のトモダチを 決死の牙で守り抜いた それでも恋に届かずに ハミ出た畔から 掬い上げた 色めきのエンジンで 追いかけて行くのさ 血が出るなら 舐め取ればいい リアルを超えた空想も 輪廻を越える妄想も この身一つで呑み込めよ 血肉にずっと宿すために キノコの森の愚かさと オトコの性のブザマさを この無の上に据えるのさ 戦い抜いて死ぬために ジグザグ ジグザグ 目星もつけず 消えた月影を 見失う中 まぶたの銀河に 浮かべた振り子が 言葉のヘチマを 打ち砕く… 訳アリな命は もう誰にも 売り渡しはしないよ リトマス紙じゃなくて 熱い肩で 君を知りたい チラシの裏のラクガキを チラシの裏のラクガキを さえずる声で伸ばしてくよ あなたの線に繋ぐために アタマの中のトモダチと アタマの中のトモダチと 地獄の際を越えるのさ あなたの空に沈むために

about

両A面シングル。バンド再始動のためにソロで制作。
(※#3, #4, and #5 are Bandcamp only tracks.)

credits

released July 21, 2022

作詞・作曲・編曲: 佐藤直哉

#1, #2 Mixed by 岩田純也(Triple Time Studio)
#3, #4, #5 Mixed by 佐藤直哉

Mastered by 須田一平(四ツ橋LM Studio)



»The Capiaz« are...

///Иꜵya Sato
(Vocals, Backing Vocals, & Any kind of Vox Tracks
Burns London Shadow Electric Guitar
Schecter 5 string Bass-guitar
Fender Acoustic Guitar
Programing of Flutes, Piccolos, NEUTRINO Kiritan, Percussions & Rhythm)

///Ryuto
(5 string Bass-guitar, 6 string Bass-guitar)

///Kouichi
(Drums *Support)

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all rights reserved

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about

The Capiaz Osaka, Japan

Alternative / Neo-Psychedelic Rock band of flesh-and-blood living creatures.

「血肉から血肉へ」
この生身の自我一つ、精神内界への底無しのダイヴ。

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